理屈抜きにおもろい本ってあるなぁって思った。


昨日、友達の家で5人ぐらいでたこ焼き(タコが買えなかったからキムチやチーズやこんにゃくで我慢)をしてたら、その家の持ち主が急に「ロッキンオンジャパン」買ってきてって言うから、後輩とうちでぱしって本屋へ。
ぱしらされるキャラでは二人とも無いんだけど、一応ね、年下だからねw
それで、ロッキンオンだけじゃ面白みが無いと思ったので、相撲ジャーナル的な雑誌(700円)を購入。
袋を分けて入れてもらう。
そしてロッキンオン買ってきたよ〜、って言いながら相撲ジャーナルを渡した。
最初めっちゃ怒ってて、散々笑った後でロッキンオンを渡す。
いたずら好きをぱしらせると、とんでもないことになるからねw
カラオケとかのドリンクのおかわりを頼まれると2度に1度はこの世のものとは思えないモノを創るからね。


それにしても、あの付録の相撲ポスターは最高だった。
ベットの下に、相撲ジャーナル入れとけば、きっと彼氏に変な想像されるだろうなぁって笑いながら、最終的にはベットの下に押し込む。
紅の豚をテレビで集中して「なぜ豚になったのか」を今回こそ解明しようとする人らの前で、いたずらの為に700円も使うなと説教を受けたけど、いやいや、福井人はいたずらの為なら命もかけるから。(ちなみに後輩も福井人)
それにしても、笑えた。


昨日、その本屋で酔っぱらってもうろうとしながら買ったのが、ホルモーの人の2作目「鹿男」。
読み始めたら、読み終えるまで時間を空けたくない感じ。
おもろかった。
理屈抜きでおもろかった。
相撲ジャーナルのいたずらに勝る面白さ。
なんで本屋大賞取らなかったんだろう? あんなにおもろいのに。
神話とか、歴史的ななんかとかをこじつけたファンタジー系で、今まで割と好きだったのは勾玉シリーズですが、これ結構好きだな。しかも、舞台は現代。なのに、軽いようで軽くない。重くもない。
あれだな、銀魂的なんだよね、おもろさが。
テンション高いんだけど、けど割とあっさりで、日常的なモチベの低さも、罰当たり的な感じも、なんていうか共感しやすい。
けど、やっぱ内面は割とかっこいい。
炒飯作れない母ちゃんほど入らないものは無いってあっさり言っちゃう銀魂に通じる何かがあったな。
鹿はビィって鳴くんだもんな、芭蕉も案外駄目男なのか?w


銀魂好きで、たまには字を読んでみようと思うなら、これ、おすすめ。
それにしても、関西で馬鹿って連発する主人公をある意味凄いと思った。頭では関東と関西とで意味が違うと解っていても、言われた瞬間はショックだよね、馬鹿って。もう、なれたけどね。