誰か、うちのポストにシアトルマリナーズのロゴの入った、子供サイズのボールを放り込むようないたずらした??
それとも、となりのガキのボールかな??


今日はほんと色々不思議な出来事が多すぎて、考える事がいっぱいあった。
けど、ツォツィの原作と映画、どっちもかなりおもろいって事は確か。
暇なら、読んでみなよ。立ち読みするには、ちょっと長いけど。


老人ってのは、孫と居る時、守りに入る種類の人間だと思ってた。
特に、地下鉄で柄の悪そうな奴を相手にしたときとか。
今日一番不思議だったのは、なぜあの老人が笑ったのかって事。
赤ん坊を抱いて、こっちみて笑ったんだよ?
思わず、舌打ちが出た。
なんで、舌打ちなんて出るんだろうな。
しかも、なぜか制服来た交通指導員が乗っていて、あいつら皆、警官のOBだから、かなり気分悪かった。
なんで、気分悪くなんだろうね。
1冊の本、しかも読みはじめたばっかの本は、自分で考えているより影響力があるみたいだ。
今日はいろんなことが不思議でしょうがなかった。


地下鉄で、赤ん坊を抱いた老人が乗ってくる前、うちは目の前の優先席に座った背広姿の中年のテカテカした髪の毛を見てた。
そいつの持ってるケータイのストラップが、韓国ドラマのヒロインの写真だったってのも気になった。
それで、ケータイをワイシャツの胸ポケットにしまって、ジャケットのポケットから小銭入れを取り出して、小銭を握りしめるのも見た。切符をまだ持ってない人みたいに。
けど、地下鉄は、切符無いと入れないよね。
小銭入れが、古い布で作られたような、中国や韓国系のアジア系の物産店で売ってる小銭入れだったから、ひょっとするとあの人は韓国の人だったのかも。
で、その人は、あぁ、ジャケットの内ポケットに札入れを持ってるんだなぁって思った。
ここまでは、だいたいいつも通り。
でも、今日、変だなって思ったのは、なぜそんな事考えるんだろう?って思った。
例えば、黒いピカピカの革靴を履いた中学生や高校生は金を持ってますって言ってるようなもんだし、チェーンつけた財布持ってる人は盗まれないと信じてる。
そんな当たり前の事が、変だなって思った。
なぜ人の無防備さをわざわざチェックしてるんだろう?この癖はいったい何時からだろう?って。


今日は、品性って言葉の意味を解った気がする。
というか、その言葉は必要だなって思った。
高校の校則、法律を守れってので、法律は守った方が良いってのは解ってるけど、
その法律がなぜあるか、そんな根本的な事を考えてなかった気がする。
読書って、怖いね。いや、まじで。
習慣も怖い。
けど、人の懐具合を見るとか、そんな事が、写真を取るときに役に立ってる気は前から少ししてて、あぁ、カメラ持っててよかったよ、って時が高校入ってバイト代でカメラ買った後に何度もあった。
そんな重要な事を忘れてるなんて。
記憶って怖いね。
都合の悪い事を忘れる事に関しては、今日読んだ本の主人公との共通点な気がする。
中学時代の友人の何が怖いって、うちの忘れてる悪行をみっちり覚えててアホみたいに記憶を呼び起こしてくれるからだよ。
これからは、読書するとき用心しようっと。読書も、記憶をくすぐるからね。